clover




どこへ行っても
ひとりぼっちな気がしてた

誇れるものなんて何もないと


猫背なあたしの
背中を押してくれた

傷だらけだけど
あったかい手のひら




転んだり道に迷ったり
辛いことも多いけど

今日まで見てきたもの

全てが君に逢うまでの道しるべ




あたしが今ここにいる意味が
あるのならきっとそれは

君が今ここにいて
幸せだと思うことなんだ













『もしも君が雨に打たれる日が来るなら
僕が傘になってあげる』なんて


真面目な顔して言うもんだから
思わず吹き出したあたしを抱きしめた




『これからは僕が君を
守っていくから』と言った


そんな単純な言葉
でも
あたしの胸を打つには十分だった




雨の日でも曇りの日でも
晴れた日でも
2人なら特別な日に変えてゆけると
これからも信じてゆける













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